うで

うで
うで【腕】
(1)肩から手首までの部分。 古くは, ひじから手首までの部分。

「~を組む」

(2)物の横に突き出た部分。 横木。

「~木」「椅子の~に手を置く」

(3)能力・技術。 腕前。 てなみ。

「~が上がる」「~を磨く」「~のある職人」

(4)腕力。 力。

「~ずく」

~一本脛(スネ)一本
財産や縁故もなく, 自分のからだ・技量以外に頼りとなるものがないこと。 裸一貫。 腕一本。
~が立・つ
技量がきわめて優れている。
~が鳴・る
腕前を発揮したくてむずむずする。

「試合を前にして~・る」

~に覚えがあ・る
自分の腕前・力量に自信がある。
~に縒(ヨリ)をか・ける
自分の能力を最大限に発揮しようとしてはりきる。

「~・けて料理をつくる」

~を上・げる
(1)技術や芸が上達する。
(2)飲める酒の量がふえる。
~を拱(コマヌ)((コマネ))・く
(1)何もしないで傍観している。 手を出さずただ見ている。 手をこまねく。
(2)腕を組む。
~をさす・る
自分の力を発揮したくて機会を待つさまをいう。 腕を撫(ブ)す。

「~・って出番を待つ」

~を引・く
立てた誓いが偽りでないことを示すために腕に刀を当てて引き血を出す。

「慥(タシカ)なついでに固めはどうする。 おお腕ひかうか, 血を呑まうか/浄瑠璃・夏祭」

~を撫(ブ)・す
「腕をさする」に同じ。
~を振る・う
腕前・能力を十分に発揮する。 手腕をみせる。

「幹事として~・う」


Japanese explanatory dictionaries. 2013.

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